Q 新しい卵をゆでると、殻がむきにくいのはなぜ?
A 産まれたての卵には、炭酸ガスが含まれています。茹でるとそのガスが気化して膨張し、殻の内圧が高くなり、網目状になった卵殻膜にくっつくので、殻が剥きにくくなります。
炭酸ガスは産卵後、殻にある気孔という小さな穴から少しずつ抜けていくので、日にちが経った卵を茹でれば比較的殻が剥きやすくなります。
ただし、新鮮な卵でも「ゆで卵の殻が簡単に剥ける裏ワザ」があります。
鍋に少しの水と卵を入れて蓋をして、6分中火で加熱後、蓋を取らずにさらに4分待ちます。その後、一気に冷水で冷やすときれいに剥けます。一度お試しを・・・。

Q「S・MS=20個入り」「M=15個入り」は、多すぎますが・・・。
A たまご村創業当時、「養鶏場直営ならではの新鮮さで、日持ちが良いお買い得商品」としてスタートしたのが始まりですが、時代のニーズにお応えして、現在ではバラ売りの販売も始めましたので、どうぞご利用ください。

Q 赤い卵と白い卵の違いは何ですか?
A 鶏の種類の違いです。
たまご村の鶏は「ロードアイランドレッド」という鶏種で、羽の色は茶褐色で大型の鶏です。餌を多く食べるため、卵黄が濃い卵を産みます。
一般的には茶褐色の毛の鶏が赤卵、白い毛の鶏が白卵を産むとされていますが、例外もあります。
赤い卵と白い卵の栄養価に違いはありません。


Q「小原」って どこ?
A
豊田市の北部。愛知県と岐阜県の県境。
旧「西加茂郡小原村」です。
昔から和紙工芸が盛んで、「和紙のふるさと」は有名な観光施設。
最近では、「四季桜」が有名になりました。11月に咲く控えめできれいな淡いピンクの桜ともみじの紅葉のコントラストが絶景です。


Q 有精卵と無精卵の違いを教えて?
A 鶏を雌雄一緒に飼っているかいないか、という違いです。
栄養価に違いはありません。
実際に売られている「有精卵」は、「無精卵」より値段が高いので、栄養面でも優れているように思われがちですが、そうではありません。
「有精卵」が高いのは、雄1羽に対し雌5~20羽を一緒に飼って自然交配させるのですが、そのために必要な設備と人件費がかかるためだと思われます。
それでも、やはり雄と雌を放し飼いや平飼いして生産しているので、「自然に近い養鶏方法」として人気があるようです。

Q 鶏は、交尾をしなくても ほぼ毎日 卵を産むの?
A 鶏の産卵は、いわゆる「排卵」ですから、交尾とは無関係なのです。
鶏の産卵には、光(日光)が重要な役割を果たしています。暗い時は、休んで、日光の光で体内の各機関が活動して、「排卵」を促します。生物は本来、子孫を残すことを目的として卵を産みますが、採卵用の鶏は、ケージ飼いされているので卵を抱きません。卵を抱いている間は次の卵を産まないとされていますが、これらすべては、効率の良い採卵用の鶏を、品種改良してきた結果だといえます。

Q 鶏の産卵期間はどのくらいですか?


Q 殻の中に空気の部屋があるのはなぜですか?
A 産卵後すぐに、卵の内容物が収縮するためです。鶏の体温(約41℃)と外気の気温差で収縮がおき、気孔がある鈍部(卵の丸い方)
から空気が入り空室ができるのです。

Q 卵黄についている白い紐状のものは何ですか?
A 「カラザ」といって、卵白の一部です。
鶏の体内で卵黄と卵白が形成される際に、卵黄を中心に卵白が回転しながら生成される工程でねじれて、紐状になったものです。結果的に、殻の中で黄身の位置を安定させています。タンパク質なので、食べても問題ありません。

Q なぜ、鶏の卵は「丸」ではなく「たまご型」なの?
A 鳥類は、ヘビなどに卵を捕食されないように、昔から木の上などに巣を作りそこに産んでいました。「丸」だと転がりやすく、巣から落ちてしまう恐れがあるので、楕円状の「たまご型」にして転がりにくくなっているのです。

Q たまごの保管は常温?冷蔵庫?
A 産まれたての卵であれば、常温で3週間くらいは大丈夫ですが、冷蔵庫で保存すれば
鮮度は永く保てます。
